BEAUTY / WELLNESS

予約の取れないバストケアサロンに潜入! 壮絶な胸育施術と、確かな変化【エディター体験録】

36年間日の目を浴びることのなかった筆者の二次元バストが、サロンでの施術により驚きの変化を遂げた。
予約の取れないバストケアサロンに潜入! 確かな変化と、壮絶施術体験記【エディター体験録】

もともとボディラインにメリハリが乏しく“ケアするバストすらない”のがコンプレックスだったが、体重増加に伴い今や贅沢な脇肉まで出現するという二重苦状態に。この下着からはみ出した肉をどうにか胸に移動させることができたらいいのに......。

そんな淡い願いを脳内に抱いた瞬間、自分のSNSのフィードにボディシェイプやバストアップのコンテンツや広告が次々と流れてくるのが、メタ社の怖いところ。数々の投稿の中から、バストアップマッサージとトレーニングを組み合わせた業界初のメソッドを実践し、施術前後の衝撃のビフォー&アフター写真を公開しているサロンを発見。「ここに行くしかない!」編集者の野生的な直感で、美活サロン「EDEL」のアポイントメントを取った。

EDEL式姿勢改善バストケア 60分 ¥27,500

「EDEL」主宰の三澤順子氏は、パーソナルトレーナーやピラティスインストラクター、エステティシャン、整体師としての多彩なキャリアを活かし、エステと筋力強化トレーニングを掛け合わせた独自理論のボディメイクをオーダーメイドで提供。一回の施術で効果を実感できるほどの即効性があり多くのモデル、タレント、俳優、インフルエンサーから支持を集めている。EDELならではのバストケアに関して、三澤さんはこう語る。

「一般的には、体脂肪を落とす目的でトレーニングやダイエットを始める人が多いですよね。でもバストにとって脂肪はプラスなんです。ですから、体型にコンプレックスがある方も、ポジティブに考えてもらえたら嬉しいです。ただ、『バストケア=脂肪を移動させること』と思っている方も多いのではないでしょうか? 多くのサロンがこの方法を取り入れていますが、それだけでは完全とは言えません。バストケアで一番大切なのは『姿勢』です。姿勢が良くなるほどバストは上がりますが、筋肉をほぐして姿勢を正す以上に、解剖学的な知見を持ってボディメイクすることが重要です。EDELで提供しているバストケアは、脂肪をバストでキープできる土台を作ることに重きをおいています」

痛すぎて半泣き。痩身マシンとカッサに悶絶

「痛みなくして、得るものなし」とはこのことか。デスクワークで背中も肩もバッキバキの筆者だが、普段のボディケアを怠っていたことをこれほど後悔する日が来るとは......。

EDELでは施術に入る前に、まず姿勢をアセスメントする。筆者の場合、巻き肩のため胸が後ろに引けているだけでなく、デコルテ周りの筋肉が固まっていることにより、胸を張ろうとすると腰で反ってしまっていると指摘される。そのため、まず第一に、筋肉の柔軟性を高める必要があるとのこと。加えて、巻き肩の原因ともなっている、固くなった腕の筋肉への対策も必須。日常生活ではデスクワークなど腕を内旋させる動きばかりのため、トレーニングによって腕を意識的に外旋させることにより、胸筋にもアプローチするという。

そして、いざ施術へ。まずはうつ伏せになり、ラジオ波・クラッシュ吸引、LEDが一体となった複合痩身美容機器で体を温めながらセルライトを揉みほぐし。痛いのは背中だけかと思ったら、両脇からウエストにかけての体側の痛さが衝撃的で、身をよじりながら「ひぃぃ〜!(泣)」と悶絶してしまう。半泣きのところへ、追い討ちをかけるように2種類のカッサが始まる。先ほどのマシーンでほぐしきれなかった、さらに固い脂肪の癒着やむくみにアプローチするため、ブラシタイプ、ステンレス製のプレートタイプで背面を流していくのだが、ゴリゴリしているところは瘀血が溜まっている証拠とのことで、終わるころには背中が真っ赤に(赤みを出したくない人は、事前に伝えること)!

電流 vs 電流の死闘

人間の体に微弱な電気が通っていることは広く知られているが、三澤氏によるとこの生体電流の乱れにより、血行不良、慢性疲労、肌トラブル、心身の緊張といった体の不調が起きることもあるという。カッサの次は、微弱電流をセラピストを介して流しながら、肌深部から活性化していく生体電流マシーンを使用。首・肩・肩甲骨周辺の筋肉に電気刺激を与えて動かすことで、筋肉の緊張や強ばりをほぐしていく。このマシーンは表面の筋肉だけでなく深層筋(インナーマッスル)までアプローチができるので、筋膜を緩め、関節可動域が広がる効果も。さらに筋肉運動により、筋肉強化・脂肪燃焼も促され、代謝が高まるだけでなく、肩や首のこり、むくみ、眼精疲労の解消も期待できる。“電流をもって電流を制する”、そんな電流同士のタイマンに、筆者のゆとりボディが耐えられずはずもなく。テーザー銃で制圧されたまな板の上の鯉のごとく、ひたすらびくつくばかり。

電流の次は、真樺の木を用いてエステティシャンの手を再現したという「パワーレメディ」による筋膜リリース。オールハンドではかなわないダイナミックな体感とともに、さらに深層部まで広範囲にアプローチしていく。「パワーレメディ」は固くなった脂肪やセルライトをほぐすだけでなく、滞った流れを巡らせるドレナージュ効果も。これもこれで痛い!

クライマックスのバストケア

背面の施術開始から45分ほど経ったところで、初めて仰向けに! ついに待ちに待った“本日の主役”への施術が始まる。またしても電流機器が登場するのだが、今度はデコルテから胸にかけてタオルで当てていき、胸筋の癒着を剥がしていく。そして全ての土台が整ったところへ、前半戦で嫌というほどほぐした背中と体側の脂肪を胸の方へと大移動。この時点で、36年間健やかなるときも病めるときも、ずっと硬直していた自分の胸とは信じられないほど、柔らかい触り心地になっていることに気づき、ひっくり返りそうになる。まだトリートメントが終わっていないにも関わらず、劇的な変化を確信し、内心のニヤニヤが止まらない。ケアの最後はクリームとナノ化コラーゲンを、贅沢にも美顔器を使用して胸へ導入していく。このクリームもサロンこだわりの逸品で、脂肪膨張作用のあるボルフィリン、アデフィリン、アデプルンを配合しているそう。

私自身の写真はないが、同サロンに通う人のBefore/AfterのSNSの投稿はこちら。

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胸育のためには、自宅でのセルフケアも肝要

施術が終わると鏡の前へ移動し、自分に合ったトレーニングと自宅でのケア方法を学ぶ。筆者の場合、タオルを使用して腕を外旋させながら僧帽筋下部(肩甲骨の下あたり)を鍛えるトレーニングと、筋膜リリースガンによる脇、腕、デコルテのこりほぐし、拳でのリンパドレナージュ方法、フォームローラーを使ったお尻から腰にかけての筋膜リリースなどについて伝授される。他のお客様も次のアポイントメントまでに、みなさん熱心に自宅でこつこつ宿題をこなしてくる方ばかりだそうで、一連の施術による意識変容の凄まじさが窺える。もちろんサロンで痛い思いをしたくないから、という理由もあるだろうが、筆者も自分では気づかなかった体のこりや、正しい筋肉の状態を知ることができ、バストアップにとどまらない、オーダーメイドのセルフケアについて知識を深められた。肝心のバストアップについては、まだまだ発展途上。「伸び代しかない」、三澤女史の言葉を信じて、現在も2週間に1度のペースで通っている。

バストケアサロン EDEL
住所非公開(予約時にお知らせします)
ご予約はサロン公式LINEアカウントから

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